元気が出る達人語録 Page 48 (No.471〜480)
松下幸之助氏の『意識革新五ヶ条』
☆かつてない不況、 かつてない困難からは
かつてない革新が生まれる。
かつてない革新からは
かつてない飛躍が生まれる。
☆「しめた、この時こそ従業員の精神を根本的に立て直し、
正しい考え方を身につけてもらう絶好の機会だ」
そう考えれば、不況の中でも
やらねばならぬことは無限にある。
☆景気・不景気は天然現象ではない。
人為現象であるとすれば、
それは一人ひとりの心の所産である。
一人ひとりの意識の革新、それが一番の急務である。
☆すべて、ものごとは要望のあるところに生ずる。
人の成長もまた同じ、
強くそれを望むところに人が育ち、
事業の発展も生まれる。
☆要望も追求せずして、事は成就しない。
正しい目標を掲げて要望し、
何がなんでもやり通すという全員の意識の革新を
生み出さねばならない。
松下幸之助氏の『難局を活かす五ヶ条』
☆「窮して変し、変じて通ず」という言葉がある。
本当に窮すれば、通ずる道は自ら開けてくる。
ゆきづまったと思う時、
それは省みる心が失われている時である。
☆困難に直面した時は、その困難の規模、性質、原因を
冷静に勇気をもって認識してみることである。
そこから自ずと打開策が見出されるはずである。
☆「2階へのぼりたいなー」ではまだまだだめ。
「なんとしても2階へのぼりたい」そんな熱意がハシゴを生み出す。
☆根が伸びるとき、岩や石がじゃまをする。
しかし根は争わず自ら伸びてそれを包み込む。
岩や石はやがて将来、木の守りとなる。
☆「一天にわかにかきくもった時、龍は天にのぼる」
不況の風、不況の嵐の中でも
考え方一つで自らを伸ばす道は必ずある。